FC2ブログ

2019年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年11月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

2ヵ月~ねむるちゃんの奇跡と不思議 1

ねむるちゃんが天に還って今日で2ヵ月。
まだ毎日、一日の半分くらいは泣いています。
夜はお布団のなかで号泣しています。
泣かずにいられる日が来るなんて、まだ信じられないなあ。

191011_1.jpg


今日は、ねむるちゃんの奇跡と不思議を記したいと思います。
自分のために残しておきたいの。


さようならの声

ねむるにリンパ腫が見つかったのは7月2日。
ごはんを少し残したし、ちょっと咳が気になったから、
早めに病院行っておこうか~という感じで、
ねむるは元気いっぱいだった。
だから、まさかリンパ腫で、
しかもかなり進行してるなんて思いもしなかった。
でも、抗がん剤治療で、
1年以上は延命できる可能性があると説明されたし、
おねいちゃんも、寛解するんだと信じてた。
それなのに、抗がん剤がまったく効かなかった。
遺伝子の関係で、稀にあるんだって。

ねむるにリンパ腫が見つかる2~3週間前、
もしかしたら1ヵ月前かもしれないけど、不思議なことがあったの。
いつものように、ねむるはソファのひじ掛けにあごをのせて、
台所にいるおねいちゃんをじーっと見てたの。

↓こんな感じ(イメージです)

191011_0.jpg

そしたらね、
「おねいちゃん、さようなら。もうお別れです」
って、ねむるが言ったの。
目をうるませて、ものすごく悲しそうな顔で。
それは、声として聞こえたんじゃなくて、
頭のなかにその言葉がはっきりと入ってきたの。
おねいちゃん、びっくりして、「どうしたの?ねむる」って駆け寄った。
もしかしたら、目を開けたまま死んでるのかと思って。
そうしたら、ねむるはふわ~っとあくびして、
「なあに?ねむる、眠いんですけど」みたいに、
いつもと変わらなかった。
だから、なーんだ、気のせいか、ねむるのことを心配しすぎているせいで、
そんなふうに感じたんだな、ってほっとしたの。
でも、あとで振り返ったら、
ねむるはあのときおねいちゃんに、
ねむるの言葉でお別れを伝えてくれたんだね。


奇跡の回復

リンパ腫が見つかってから10日後の7月12日、
抗がん剤が効かないことが判明して、酸素室をレンタルした。
リンパ腫が肺と脾臓に浸潤して、呼吸がとても苦しそうだったから。
ねむるは、もう何も食べないし、水も飲まなくなっていた。
このまま衰弱して死んじゃうのかもしれないな、って
おねいちゃん覚悟した。
でも、そのほうが苦しまなくていいのかな、とも思った。

7月15日、ねむるはとても苦しそうになった。
朝、小さな発作を、
そして夕方にはけいれんを伴う激しい発作を起こした。
このまま逝っちゃうんだと思って、
酸素室から出して、お別れとお礼をたくさん言った。
でも、ねむるは意識を取りもどしてくれた。
でもね、そのあと、またとても苦しそうになったの。
おねいちゃん、安楽死のことを考えた。
これ以上苦しむくらいなら、
眠りながらラクになってもらいたい。そう思ったの。
それから、朝が来るまで、長い長い長い長い長い長い長い夜を過ごした。
きっとこの夜が、おねいちゃんの人生でいちばん長い夜でしょう。
でも、安楽死といっても、
ねむるはもう酸素室から出せる状態じゃないから、
病院に連れていくこともできない。
だから、往診専門の先生を探して、
朝一で泣きながら電話をかけたんだけど、
初めての患者(犬)には安楽死はしていないって言われた。
でも、ねむるをこれ以上苦しませるわけにはいかない。
だから、往診はしていないかかりつけの病院にダメ元で電話をしたの。
そして、主治医の先生とお話をしたら、
おねいちゃんのギャン泣きがやばかったのかもしれないけど、
お昼に来てもらえることになった。
そうか、今日のお昼でねむるとはお別れかもしれないんだ……。
そう覚悟した。

そうしたらね、あんなに苦しそうで、
水も飲まないし、何も食べなかったねむるが、
全然苦しそうじゃなくなって、いきなり水も飲んでごはんも食べたの。
先生が来てくれたときには、症状が落ち着いてたの。
安楽死を考えたのが嘘みたいになってた。

ねむるは、おねいちゃんのことを考えてくれのかもしれない。
おねいちゃん、いまでも病気に気づかなかったこととか、
ねむるにしてあげられなかったこと、してしまったことに、
ものすごく罪悪感がある。
もし、ねむるを安楽死をさせていたら、
罪悪感が大きすぎて、正気ではいられなかったかもしれない。
ねむるは、おねいちゃんのために、
苦しいのに平気なふりをしてくれたのかな、って
そう思えてならないの。

おねいちゃん、安楽死は否定しないです。
そのときの状況や条件、
飼い主や犬ちゃん猫ちゃんの事情によっても
ちがってくると思うけど、
できるだけ苦痛がなく、できるだけ穏やかに、
旅立たせることは飼い主の役目だと思っています。
ただね、ねむるとおねいちゃんのことでいえば、
あまりにもすごいタイミングだったから、そんなふうに思ったの。

長くなったから、続くね。

| 日々 | 22:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |